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VESTAX ベスタクス 片耳スティックフォン KMX-3 復刻限定生産モデル







VESTAX ベスタクス KMX-3 片耳スティックフォン




 ベスタクスの片耳スティックフォンKMX-2(ストレートスティック)を、ルイベガなどのプロのハウスDJたちの意見をもとに改良したのがKMX-3です。
DJプレイの際、スティック部を肩に挟みこんで両手が使えるようにするために、
傾斜23度が適切とわかり、そして、その長さと曲線具合はかなり研究されました。 また、スピーカーとそのカップのサイズも、KMX-2よりも大きく、そして、周波数特性の優れたスピーカーユニットを搭載。特に大音量の中でもリズムモニターし易いような調整がされています。

 KMX-3の発売は、1998年の4月5日。 2002年ごろからは、製造ロット数の関係で、年に1度の生産があるかどうかのタイミング。 そして、2009年ごろから、フェードアウトして遂にメーカーから生産完了宣言が出されました。2010年には、流通在庫(市場在庫)もなくなり、中古品を捜す人も居たようで、高値で取引されていたようです。


 そんな中、2012年12月、KMX-3 復刻生産!(数量限定)がされました。




※ちなみに、KMX-1は、スティックタイプではなく、ヘッドセットタイプで、左のみに小さなスピーカーユニットを搭載し、そこから、棒マイクが口元まで出ていました。






VESTAXベスタクス KMX-3 詳細





この復刻版は、98年発売開始当時のモデルとは、パッケージとイヤーパッドが異なります


以前は、黒い巾着袋にパッケージされていましたが、その袋の付属が無くなり、この復刻版は、紙箱に変更されています。


 スティックの曲がり箇所、そして、長さ、握りの直径については、・・・・97年終わりの冬または98年初め、ルイベガがベスタクスの旧本社(上馬)2階の社長室に訪れた時に、彼がたまたま持っていた手作りのスティックホンの型を取らせてもらい、それを参考にした仕様です。 そもそも、スティックを長く、そして、曲げる、という発想で、メーカーでは、この時に製品化が決定されました。タイミングの良い訪問だったわけですね。



 ユニットを収納するカップは楕円形で、その楕円形は、スティックに対し微妙な角度が付くように、Y字の左右の腕の長さが異なります。 これもこだわりの一つです。


スプリットキュー式のDJミキサーのモニターシステムに対応する為に、ヘッドホンジャックの、チップ(L)、または、リング(R)のどちらを聴くかを選択できるように、ミニスイッチを搭載。
昔は、黒布巾着袋に入っていましたので、床に落下するとこのスイッチに当たり、部品破損してしまうという危険性がありましたが、復刻版は、紙箱で、打撃を和らげるような作りなので、ユーザーの手元に届くまでの間に事故も無く、安心。



耳に当てるパッドは、ご覧の通り、柔らか。 そして、ケーブルは、DJ定番の途中からのカールコードタイプ。

コラム)元々、アナログレコード時代に、ヘッドホンをしたまま、床や後ろに置いたレコードバッグ/ケースから次のかけるバイナルを捜す際、ヘッドホンをしているのを忘れて、DJの立ち位置より遠くに離れてしまった時に、DJミキサーがヘッドホンケーブルに引っ張られ落下!!。。。という事故を防ぐために、カールコードが採用されているのがDJ用ヘッドホン。 カールコードならば、DJミキサーを引っ張り落とす前に、頭が引っ張られるのを先に感じることが出来ます。 しかし、カールコードは、重い為、頭への負荷が大きく、ケーブル出しされている方のカップ(たいてい左側)だけ、重力で下がってきてしまいます。 そこで、DJミキサーに近い部分だけ、部分的にカールコードになっています。 
KMX-3は、オーバーヘッドタイプのヘッドホンではありませんが、プレイ終了後の交代時に、プラグを抜き忘れての退場時のDJミキサー落下を未然に防げます。



KMX-3は、R(右)用ではありません。左用です。。。。(また、たまにお問い合わせを受けますが、右用はありません)
KMX-3に、「R」と入っていますが、これは、右用という意味ではありません。 この「R」表記は、KMX-3ユーザーには、あまり意味がありません。気にしないでください。 
「僕は、左でモニターしますので、「L」タイプの注文をお願いします」。。。という方が以前、多っかのです。ユーザーとしては、確かに気になりますよね。

そもそも、ヘッドホンを作るには、プラスチックの型が、部品の数だけ必要で、しかも、大量生産するものなので、耐久性に優れた型を作らなければなりません。 しかも、型というのは、全く同じモノを効率よく抜く為に、維持管理し続けなければならず、そこに大変なコストがかかります。特に、日本のメーカーは、世界的にまじめナンバーワンなので、生産ロットによる仕様のばらつきは許せないのです。
一般的なヘッドホンならともかく、DJ専用で、しかも、ハウスミュージック専用で、さらにニューヨークスタイル、、となると、製造業界からすると、スティックホンは、超ニッチな市場です。 普通のメーカーならば、採算を考えると作らないのですが、ニッチでも、プロ現場の需要があるならば、何とか作りたい、と、思うのがベスタクスのいいところ。  そこで、既にある型を使わせてもらえる工場を捜し、そのなかでも、DJ用に適しているモノを使用。 そもそも既存の型なので、ヘッドホンのLとRの表記がされているのです。型の維持管理費を、少ないユーザーに負担させることなく、価格設定ができているのです。




VESTAX ベスタクス KMX-3 ご注文はこちらから




VESTAX KMX-3 復刻版 箱汚れ有り品


NYスタオル、片耳モニター用スティックフォンの定番、ベスタクスKMX-3復刻モデル。

メーカー倉庫での保管の関係で
箱に汚れがありますが、中の製品は新品です。


日本製

販売価格:13,200円(消費税込)


完売御礼



スペック

ドライバー形式:ムービングコイル
ドライバー径:40mm直径
音圧レベル:92dB/mW
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
インピーダンス:32ohm
最大入力:100mW
コード長さ:1.3m
プラグ:6.3標準ステレオフォンタイプ(L字)
質量:約285g

ご注意)
ケーブルは、脱着式ではございまん。
パネルが立体的な
ベスタクスR-1ハウスミキサーでは使用できません。
(ヘッドホンジャックが奥まっているので、L字プラグが刺さりません)







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