CEATEC JAPAN


サウンドアクティブ イベントレポート




CEATEC JAPAN 2009


 CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)は、アジア最大級の最先端ITとエレクトロニクスの総合展。今回で10回目となります。
 このショーでの見どころは、最先端技術や話題の技術はもちろんのこと、基礎開発企業と、商品製造販売企業が、一同に見れる点にあります。
 会期は、10月6日から10月10日の5日間。場所は、幕張メッセ展示ホール。入場者数は、約20万人。

 幕張メッセ会場のメイン掲示板に、昨年まで、大きな看板が出ていたのですが、今年はありませんでした。やはり、深刻な不景気の影響でしょうか。



 NISSAN の展示ブース CEATEC JAPAN 2009


 昨年は、エコカーを出展していたNISSANですが、今年は、エコは当たり前ということで、次のステップとして、ぶつからないクルマを提案。「セーフティー・シールド」という考え方で、画像からの目的物自動認識技術により、危険な際、自動的に運転コントロールしてしまうクルマ。 その技術の裏付けをアピールするために、エポロ(EPORO)という、ミニロボットカ―を自動走行。運転の仕方も、それぞれの性格をプログラムインプット。〜つまり、自分に合った、自動運転を、近未来に登場とすると思われる自動運転カ―にプログラムできるらしい。未来のマンガや映画にでてくる、高層ビルの間を勝手に動いてくれる自動車を想像してしまいます。



 話題の地デジ放送ネタも、 CEATEC JAPAN 2009




 MASPROやDXアンテナ、Dynaconnective では、地デジ用アンテナや機器を中心に展示。特に、MASPROは、アンテナ工事で、ここ数年は、景気がよいことでしょう。しかも、太陽光エネルギーを利用したソーラーパネル付きUHFブースターも参考出展されており、「エコ」と「地デジ」という2つのキーワードを武器に急成長を予想。(株価アップ!?)
 地デジ対応の液晶大型ハイビジョンテレビを中心とするDynaconnectiveは、ここで一揆にイメージアップ!?戦略ブース。失業者率が高くなる経済状況の中で、あこがれのブランドと実際に買って使うブランドが異なるのが当たりまえとなりつつあるマーケットニーズにあっているのかもしれません。例えば、ベスタクスのDJミキサーがいいことは知っているが、実際に生活を考えると、ジェミナイやスタントン、ヌマークで我慢しなければならない現実が、USAでは昔から有り、世界恐慌に巻き込まれた日本でも同じようなマーケット構造になるのでしょうか。これから求められる商品は、買える値段で安くて、自分が要求する最低限の機能が付いているもの、と、言ったところでしょうか。 しかし、そのうなスタンスでいたNUMARK社が、ある時突然ショーで、イメージアップして、何か勘違いして、イノベイティブなことをやり始めた頃を思い出しました。Dynaconnectiveも、その道をたどるのでしょうか。






 KOHJINSHA急成長! CEATEC JAPAN 2009





 モバイルPCをテーマとしたKOHJINSHA

 昨年よりも、商品ラインナップも増え、ユニークな製品も発表。モバイルPCの先端を進もうと頑張っている様子がうかがえました。


 システム手帳一体型シリーズのモバイルPCや、参考出品のDUAL DISPLAY PC が、魅力的。昨年の、デザインのカスタム化というガレージメーカーっぽい内容から脱皮し、アイディア力と行動力を活かしたユニークな製品が展示されていました。今後が楽しみです。

 横浜中区の長者町にあり、「ものづくり」へのこだわりを持つPCハードメーカー、という点に、期待。








 朝日木材加工のブース CEATEC JAPAN 2009






 TVを中心としたオーディオのインテリアラックの大手「ADK」こと、朝日木工。今回は、ハイデザイン製品のみの展示。製品のデザインのレベルがアップした、ユニークなラック類。ブース構えも含め、新しいデザイナーを起用したように感じました。

 アンケートに答えたら、アルミの携帯灰皿にその場で名前を彫ってもらい、それを頂いたのですが、展示製品との因果関係が理解できませんでした。オーディオラックにおける携帯灰皿の必然性の、説明不足か、または、コーポレートアイデンティティーをあまり考えていないのだと思われます。せっかく、製品デザインやそのコンセプトが明確で、展示ブースも素晴らしいのに、何かもったいない気がしました。ファクトリーとメーカーの差でしょうか。



 疑似壁掛けラックと称する、「壁寄ラック」は、狭い日本の住宅事情にピッタリの、良く考えられた製品です。



 HD-PLC コンセントLANシステム CEATEC JAPAN 2009




 ちょっと前に、パイオ二アの提案商品で、コンセント配線を利用した、家庭内の音楽送信システムがあり、結局、いまいち音が悪いのが原因なのか、あまり流行りませんでした。そして、今度は、HD-PLC社の、コンセント配線を利用したLANシステム。コンセントに信号を流すアダプターを差し込み、その信号を受けるコンセントにも専用のアダプターをさせば、OKという簡単さを、アピール。また、音楽は、音質が重要ですが、この場合、インターネットなどのアクセススピードが重要なのですが、展示デモされているものを操作する限りでは、通常と変わりませんでした。価格がこなれれば、ヒットしそうな商品です。

 安定した日本の電源事情ならではアイディア商品です。





 NHK 3D立体映像体験ブース CEATEC JAPAN 2009



 NHK JETA では、専用メガネをかけて観る3D立体映像の体験ブース。ホームエレクトロニクス展示エリアでは、どこもかしこも3D立体映像体験。特に、NHKということで人気があり、並んでから約1時間待ち。残念ながら、時間が無いので、体験はパス。


 NHKの隣で、FREPARブースで3D体験  CEATEC JAPAN 2009


 こちらは、NHKほど、人が並んでいないので体験しようと並んだところ、自分の番の前で機械が故障して、体験中止に!
IT時代に急成長したので、真の実力がともなっていないのでしょうか。このような展示会で、メイン機器が故障してまうことは、企業にとっていろんな意味で大変な損です。NHKなら、受け業者は切られるでしょうし、会社内プロジェクトなら、責任担当者は、普通はクビです。
 一生懸命、うまか棒を配って、ごまかしていたコンパニオンのお姉さまたちがけなげでした。


 SONY ブース CEATEC JAPAN 2009





 ソニーブースでは、表側では、ブラビアの3D対応の展示とデモ。「Sony bring 3D home in 2010」というのがタイトル。ゲーム・映画・スポーツ/ドキュメンタリーの3つのカテゴリーに分けた、グラビアでの3D体験コーナーを設置。どこも長蛇の列。そのバックサイドでは、今月頭にプレス発表された「3Dカメラ」と、自動の顔認識技術のデモコーナーも。




 SHARP ブース エコを強調! CEATEC JAPAN 2009


 エコを前面に出しながら、ソーラーシステムや LED照明、そして、ここでも、3Dのデモ







 三菱電機 ブース CEATEC JAPAN 2009



 レーザーTVや、音質を追究したTV、そして、ここでも、3D。三菱では、3Dテレビを、アミューズメントTVと呼んでました。
時間が無いので、駆け足。


 パナソニック ブース CEATEC JAPAN 2009

 「ビエラ」を中心とした、ホームネットワークシステムの提案。インターホンや、携帯電話への発信するセキュリティーまでもデモンストレ―ション。またまた、3Dのデモ有り。







 HITACHI ブース CEATEC JAPAN 2009

 顔の自動認識システムを利用して、テレビを見ている人が、よそ見をしたりすると、自動的に、テレビがスタンバイモードになるというエコシステムを展示。
 しかし、そのシステムを作動するためのカメラやソフトの電力は、いつも必要と思われますが、それは、エコではないような。そもそも、電気代がかかる大型画面を、狭い部屋でみること自体がエコでは無い気もしました。



NHKの天気予報番組で、棒を使って、雲を配置したり、冬将軍を置いたりするシステムと、同じような、ホワイトボード型ディスプレイも展示されていました。昨年、この基礎技術を出展していたアジアの業者がありましたが、そこの技術を買ったのでしょうか。







  後編へ続く




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