素晴らしい曲に出会った時、人にも教えて上げたくなりませんか? しかし、誰もがその曲をあなたと同様に感じるとは限らないことをあなたは知っているはず。なぜなら、その曲を聴くタイミングやシチュエーション、そして、人それぞれに感情のスイッチが異なるからです。それらの条件が揃わないと、あなたと同じように「素晴らしい」とは感じないことでしょう。だから、あなたは、きっと自分と同じように感じる人がどこかに居るはずだと、思いたい。そうです、どこかに居ます。そのどこかに居るだれかと、その同じ感覚の喜びを感じたい、と思うことが、普段からよくあるのなら、実は、それは、DJへの第一歩を踏み出しているのです。一人で曲を聴いている時も、誰かと一緒に聴いている想像をしているのです。人の喜ぶ顔が見たいのです。いいね、コレ(この曲)と、言われると嬉しいですよね。

DJが活躍する場面いろいろ!

 様々な場面でDJは活躍しています。幾つかの例を次に紹介します。あなたが活躍してみたい場面は、どれですか? 想像してみてください。


その1 ラジオDJ


 ラジオ番組で、楽しいおしゃべりをしながら、曲を紹介。そのまま原曲をかけるだけでなくクラブミックスプレイタイムを設ける番組もある。電波を通してリスナーへ一方通行でありながら、リスナーからのリクエストやお便りなども紹介し、テーマに沿って番組を進行するのが普通。その進行の中で、かけたい曲の良さが最高に伝わるようなシチュエーションに持っていくトークが大切。楽曲の説明をするだけではなく、実は、その楽曲の素晴らしさを、リスナーに感じさせる立派なDJのお仕事のひとつ。



その2 クラブDJ


 クラブは、ドリンクを飲みながら、音楽とその空間を楽しみ、人と会話をするパブリックなスペースです。音楽はとても重要で、かける音楽ジャンルをある程度決めているクラブも多い。同じ趣味の人達が集まることで、シャイな日本人は会話もし易いし雰囲気も和みやすい。
 そのフロアの雰囲気の全責任を負っているがクラブDJ。フロアの客層や顔色を見、空気を読みながら、選曲をしていく。カリスマDJでも、自分のかけたい曲は、現場合わせで刻々と変わっていく。つまり、現場の空気をつかんで音楽をかける。プロは、そうとうな数の曲を知っていなければならない。大型CDショップの視聴機だけでは全然足りませんよ。(輸入屋のバイヤーやレコ屋の店員と仲良くなって情報収集!ただし、沢山のお任せ予約買いも覚悟。)




その3 パフォーマンスDJ

 ターンテーブリストとも言われ、ラジオDJやクラブDJも行うことがあるスクラッチ行為(コスリ)が進化し、レコードを音源として、楽器のようにターンテーブルで演奏をしてしまうDJ。そのパフォーマンスを競う世界的なDJバトルに、ベスタクスエクストラバガンザやDMC、ITFなどがある。使用するレコードも、専用のバトブレ(バトルブレイクス)が多い。また、バンドで、活躍するDJも多く、楽器を演奏する「ターンテーブルプレーヤー」という1ミュージシャンとしての地位が確立し始めている。
 ヒップホップのクラブプレイスタイルから進化したものなので、ジャンル的にはヒップホップに特化している。
 練習して、かたっぱしからDJバトルに参加し、他人を見て学ぶのが、スキルアップの近道。チャンピオンタイトルを沢山ゲットできれば、その道での仕事がやりやすくなる。



その4 制作系DJ

 クラブ以外の場所でもその雰囲気を楽しめるミックスCDを編集したり、元々ある曲のアレンジを変えてみたり、または、サンプリングという手法を使いオリジナル楽曲を制作。オリジナル楽曲をまとめ、CDアルバムを販売しているDJもいます。クラブのフロアを盛り上げる目的の曲を作り、クラブで自らかけるDJも居れば、その下請け仕事をする影の制作系DJも。TV番組やCM、PVや販売ビデオなどの映像に合わせて音楽を作ったり編集、ラジオのジングルを作るなどといった放送関係・商用のお仕事をするDJも居ます。プロDJは、自宅で制作系仕事ができるようになっている事が多い。
 音楽知識はもちろんの事、機材に関する知識や、機材を揃える資金が必要。





まずは、基本機材を揃えよう!

 どんなスタイルのDJでも、共通して使うのが、中央に置くDJミキサーと、ヘッドホン。あとは、かけたい音源(レコードかCDか)や、スタイルに合わせて、その両サイドに置く、「アナログターンテーブル」または、「CD-DJ」のどちらかを選択します。


アナログターンテーブルを選択した場合

 左図が、アナログターンテーブル(略してタンテ)でDJを始めようとする人の基本セット。タンテは、通常カートリッジ針が付属されておらず、別で購入しなければならない。また、ヘッドホンは、リスニング用でも練習は出来るが、モニターし易く長時間疲れず、ケーブルが片側から出ている丈夫なDJ専用が必要。DJプレイがし易い高さで、揺れないテーブルは、針飛びが気になるタンテ派には重要。

(機材の事を詳しく知りたい方は、右サイドのサポートページメニュー「VINYL派」をクリック!)



CD-DJを選択した場合

 タンテ選択の場合と、プレーヤーがCD-DJに置き換わっただけ。
 ケーブルは、通常、CD-DJとDJミキサーを接続するものは、CD-DJに付属されている。(タンテも同様) しかし、ミキサーからパワードスピーカーへのケーブルは、付属されていないので別で購入が必要。プラグの形と必要な長さのものを選ぶ。

 (機材の事を詳しく知りたい方は、右サイドのサポートページ「CD派」をクリック!)

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他にもあるぞ、こんな特殊スタイル! & 新しいスタイル!

スマートな新しいPC-DJスタイル(テクノ・ハウス)

 今後、世界的に主流になると言われているPC-DJスタイル。DJソフトも便利になり、PCハードそのものも高性能で安くなり、net音楽配信も盛んに行われている環境で当然の方向性。便利さを追求すると、このスタイルになるが、便利になった分、DJは次に何をする、が至る所で論じられており、既に、その答えを出し始め、クラブでプレイするDJが増えている。選曲という基本の行為は、DJの本質であり、それは変わらない。しかし、PCソフトだからこそ出来る自動テンポ合わせや、膨大な曲数を持ち運べることを活かす点に、新しいスタイル確立のヒントがありそうだ!
 (機材について詳しく知りたい方は、右サイドのサポートページ「PC派」をクリック!)


ハイテク機材を使いこなしパフォーマンスでフロアーを沸かせる「ライブDJ」

 「クラブで、夜10時や11時にオープンし、DJがかける音楽を楽しみながら、朝まで踊ってみたり、知人や新しく知り合った人たちとおしゃべりしっぱなしで、朝まで楽しい時間を過ごす。」をサポートするために、中・小規模クラブやディスコでは、様々な工夫をしており、途中でライブを入れたり、超有名DJをゲストで入れたりします。ライブとしては、バンドや、ラップグループ、R&B女性ボーカルが多かったのですが、最近、徐々に増えているのが、「ライブDJ」。ステージにPCやサンプラー・キーボードなどの機材を広げ、フロアを盛り上げるパフォーマンスをします。最新のDJミキサーには、PCに対応している他、楽器のダイレクト入力機能がついていたり、マイクにも多彩なエフェクターがかけられたりサンプラーが搭載されたりと、従来のクラブDJがあまり使わない機能ですが、ライブDJが必要な仕様になっているものが新発売されています。


PCとコントローラーのみのライブDJの例




モバイルDJ

 日本では、音響設備の無い所でのパーティーは少ないので、モバイルDJは少ないが、海外では、ホームパーティーやガーデンパーティーなどが盛んで、小PAシステムレンタル・設置・PAオペーレーティング、そして、DJ、・・・音響・演出の裏方の仕事を全部引き受けるモバイルDJが多い。DJと音響システムがマウントされ、そのまま乗り付けてミニパーティーが出来てしまう、改造車のDIY番組があるぐらいである。日本では、屋外としては、川原BBQのプライベートパーティーや、地域のお祭りやフェアなどの催事、屋内としては、音響システムが簡易的なカフェ・レストラン・美術館・公営ホール・体育館などで行う記念パーティー・アートイベント・音楽イベントなど、小規模だが活躍の場は多い。レンタルPA屋や、関係者が個人の機材を持ち込んでついでにライトなDJをしているのが現状で、本格的なモバイルDJになるには、PAの知識と専用機材・運搬車を揃えなければならない。
 (機材について詳しく知りたい方は、右サイドのサポートページ「MOBILE DJ SYSTEM」をクリック!)



タイミングが命のスポーツDJ

 TVやスポーツ誌に取り上げられている以外にも、プロ選手が出場している中小規模な大会や、プロ顔負けのアマチュアの大会はけっこう多く開催されており、エンターテインメント化され、興行として多くの観衆を集めている。また、自主開催のアマチュアスポーツ大会も本格的で、そのレベルもかなりのもの。試合が始まるまでの、客入れの時間や、途中の休憩時間、授賞式などの演出に、施設の放送室とは別に、DJブースを設置し、DJが、演出音楽を担当することが最近多くなっている。選手入場のテーマ曲、点数が入った時のジングル、コートチェンジ時BGMなど、タイミングが大切で、スポーツのルールや知識も勉強しなければならない。スポーツマニアや経験者が有利なDJのお仕事の一つかも知れない。



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